ゆ・ら・ら くるりん

のほほん・とうげい 日誌 07.7 こちらに移行しました!


あまりにのんびり、のんびり…と陶芸を続けている私のひとり言です。
この日誌(毎日は書けないけれど)の中で、少しでも上達していく自身をみつけて行けたら嬉しいです。

                                                           

                                                     

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 昨年の日誌 07/1/13  「行きつ戻りつ…の先は」 06/11/4 「新しい教室に慣れて来た頃」 06/9/8  「徳利作りに四苦八苦」 06/6/30  「新聞に掲載されて…」 06/6/17 「そろそろ本腰を!」 06/4/15 「手びねりに挑戦」  06/2/4 「まだまだ駄目だね」 06/1/21 「ただひたすらに」 06/1/9 「初心に戻る決意」 


07/1/13「行きつ戻りつ…の先は」

新しい教室に変わって3ケ月が過ぎ
今日は今年はじめての教室でした

珍しく正月休みの間家でお皿と湯呑みを作りました

ひとりできちんと出来上がった作品は初めてです

そして夕べブログのひとつにこんなことを書きました↓


私は生来なまけものです
なまけものなのに、せっかちです
人に教えられるのを嫌います
勝手気ままな性格

だから陶芸長くやっていても少しも前に進まない
初めの頃、湯呑みを作りました
ちっとも上手くいかない
だから他のものに移りました

気持ちだけはいいもの作りたくて…でも興味が他に向いて専念できない
それではと…ろくろを買って、その次は庭に小屋を建て…
でもまだまだ気持ちに火はつきません

昨年から身近な人が陶芸をやり出して
やっとやる気が出てきたようです

そう…負けられない!思いからです
負けず嫌いなんです!

最近基礎に戻って湯呑み作りをしています
そうしたらすっと作れるんです
あれ?いろいろ作っていて戻ってみたら上手くいってる感じ

これって今までの時間は無駄ではなかったってことですよね?



そう…そんなこんなで、今日はビアジョッキが出来ました
ずっと上手くできなかったのに「あれ?これもできる?」って感じでした
とっても嬉しかったです…また来週も頑張れそう!



06/11/4「新しい教室にも慣れて来た頃」

10月から陶芸教室の場所が変わりました

今度は先生の自宅…一坪窯に教室スペースが加わりました

スペースと電動ロクロの数の関係と

そして…みっちり教えたいという先生の希望もあり

一度に3人までの生徒…ということで

今までの仲間とはバラバラになってしまいました

少し寂しいですが、「一緒に頑張りましょう!」という先生の言葉に

なんだか「頑張らなくちゃ!」という気になった私です

実家のすぐ近くの場所にあり、私にとては馴染みの深いところです

今までと違い、早い時間に教室に着き、休むこともありません

やっとやる気になった?と思われているかも知れません

作りたいものを好きなように次々と…だった私に

じっくり同じものに挑戦して自分のものにしてから次に進むんだよ…と先生

この1ケ月はお皿作りに専念しました

新しい教室を下記に紹介しましょう…私の新しい修行(?)の場所です
(画像はクリックすると大きな画像が見られます)


先生の自宅の門の「一坪窯」の看板 庭に建て増しされた教室スペース 中に置かれた3台の窯 清潔なこじんまりした工房です
素焼きの器や釉掛けされた器たちが
並ぶ棚スペース
手前が水場と釉掛けスペース
向こうに工房が見えます
釉薬は全て先生作
沢山あって迷います
喜寿を過ぎてますますパワフル
馬渕莞二先生です

新しい教室で生まれたての作品たちです…少しは良くなってきたでしょうか?

唐津赤土 釉薬:乳白釉に赤天目 酸化焼成
 筆書きのような感じ 墨絵風?
土、釉薬、焼成全て左と同じ
イッチンで釉薬を流すのをザブっと落としてしまったもの
赤楽土と五斗蒔土のブレンド 赤天目 白萩と乳白釉 酸化焼成
益子の陶芸家の作品を真似たもの イッチンで線書き
土、焼成は左と同じ 釉薬:左 白萩釉に乳白 右 乳白釉
未だに徳利が上手くいかない…これも花瓶か?




06/9/8「徳利作りに四苦八苦

陶芸を始めてすぐの頃、徳利作りを習った

これができればあとはなんでもできるよ…と先生の言葉

ところがちっとも上手くいかない

またあとで…とそのまま作る機会がないまま

最近「唐津の徳利」を作りたくなった

なので挑戦することにした

それがなかなか上手くいかない…「あーあ」である

でも頑張るぞ!…だって楽しいんだもの♪


先生なら5分でできるのに、私はなかなか…だ
もっと上手くなったら、いろいろな表情の徳利を作りたい
CS白をランダムに掛けた作品…結構お気に入り!






06/6/30「新聞に掲載されて…」

ひょんなことで、地元の情報紙に掲載されることになった

陶芸を夫婦で楽しんでいる人を…とのこと

6/29付けで発行されて以来、いろんなひとから連絡が入る

趣味でゆっくり楽しんでいることがわかる記事だったから気が楽だ

なんにしてもまだまだろくなものができない状態だから…

小屋が出来て、連れ合いは本を片手に独学で土と格闘し始めた

まだまだ始まったばかり…

では記事を紹介しますね(6/29付「楽人(らくと)創刊号」びぶれ浜松より)

☆以前から陶器に興味があった***としみさん。7年前に夫を誘って陶芸体験教室に参加した。「面白いかもしれんね」と言っていた*さんは、初めてのろくろ体験で茶碗を見事に完成。しかし、としみさんは思ったようにならず、「できないからやってみたい」と一人で陶芸教室に通い始めた。月12回基礎から学び、作り上げた作品は約50点。「先生は還暦を迎えてから陶芸を始めたそう。それなら私にはまだまだ時間があるからゆっくりやれる」とマイペースで楽しんでいる。

3年前にろくろを購入。今年3月には自宅にステキな陶芸小屋が完成した。「いつでも好きなときに作れるから」ととしみさん。当初ぜいたくだと思っていた夫も、今では週末になると朝6時ごろからろくろを回している。「僕は自己流、本を読んで一人で気楽にやってるよ」。無心になれる瞬間、そして想像しなかった形になっていく面白さがいいと言う。

☆外食の際、今では*さんも器を気にするようになった。「僕は料理も好きだからいつか自分が作った皿に料理を載せたいね」。一方、「好きな物を自由な発想で思うような形にしたい」と話すとしみさんの将来の夢は大つぼを作ることだそう。

☆定年までには窯を入れて、お互いの個性を生かした品を作っていくのが二人の目標。食卓をすべて夫婦の作品が彩る日は、案外近いのかもしれない。

カメラに緊張してぎこちなくなっています
06/6/17「そろそろ本腰を!」

教室の出席カードのスタンプを見ると、今月は全て参加…すごい!

今日やっと、今年になって10個目のスタンプが押された

月1回しか参加できない日もあった…なにかと忙しくて

最近は小屋の中で時々ろくろに向かう
気が付くと2時間が経っていることもある

そんなに上達はしていないが、でもとっても楽しい

土曜の夜は赤提灯に誘われてお酒を飲みながらの食事が定例
今夜はそこで気に入った器があり、同じものを作ろうと挑戦してみた

でもそんなに上手くはいかない
結局またもや片口になってしまった

教室では最近飯椀ばかり作っている

さあそろそろ本腰入れようか!



06/4/15「手びねりに挑戦」
結婚式参列の機会が続き、なんやかやでなかなか教室に行けず、またまた久々の教室

今日は友人のお嬢さんが見学と体験のために教室に訪れた
私もあんなだったかな?すごく緊張している…

私は…というと、教室の仲間のIさんに勧められて、
今日はロクロに向かわず、手びねりに挑戦することにした
手びねりもせず、最初からロクロから入門した私にはすべてがはじめてのこと

タタラのお皿作りをした
指で線を大胆につけてみた
長い角皿1枚と角皿3枚、小皿6枚完成

ロクロと格闘していたら、失敗続きで作品が出来ないことの方が多いのだもの
たまにはいいね…作品ができるのは張り合いがあるね

完成した自宅の小屋で、現在乾燥中
乾燥前に白化粧を刷毛で塗ってみた
なんだかとっても楽しみ…
赤楽土だから透明釉を掛けて還元焼成したら、カーキ色の素敵な皿になりそう

小屋が出来たら作業が気兼ねなく自由にできる
完成途中の作品もあちこちに置ける場所がある

幸せ!と思う
06/2/4 「まだまだ駄目だね」
 今日から6日まで「天神蔵ギャラリー」で教室の作品展が開かれている。

   長いこと教室に通っているが、休みがちで殆ど初心者の私
でも、久々の作品展で、入った頃よりはまだましになった作品を出品できる気がしていた

友人にアドバイスを乞うと、
「作品に自信がないのなら演出でなんとかよく見えるようにしなきゃね」とのこと

無い知恵を絞って演出を考える
   そしてこんな風になった…

先生からは雑貨屋じゃないんだから…と苦言があった

もっと上手くなったら…シンプル演出でいきましょう!

  
正面左側の一列が私の作品
割り当ての場所が狭くて窮屈そう…
先生から演出がくどいんじゃ…と言われる。
でも…作品の拙さをごまかさないといけなんです。
だから他のものに目をむけようとしているんんだけどなあ
   

06/1/21 「ただひたすらに」
 今年は真面目に陶芸に打ち込もうと決めた。
   家人はひとつのことに目を向けられないから、いつまで続くやら…と冷ややかだ。
   土を真剣に練って(これまでよりずっと真剣に)、300gの土玉を何個も作る。
   それをひとつ同じ高さ同じ大きさになるまでまっすぐに挽きあげていく。
   1週間前も今日も教室でこの作業を続けている。

   湯呑みもろくに挽けないまま、鉢や壺や皿をきままに作ってきた私。
   基本ができていないから、休みがちになると、もうさっぱりわからなくなっていた。

   陶芸をはじめた頃に比べるとその湯呑みの出来は明らかに違ってきている。
   この数年かの不真面目な取り組みも全く無駄ではなかったらしい。
   ひとつとして同じ大きさの作品を挽けなかったのが、なんとかほぼ同じ大きさで
   挽けるようになったのは嬉しい。
   やっと少しコツのようなものが分かってきたような気がする。
   

   
   教室の仲間に甘えて「湿台」(シッタ)を作って
   もらった。
   自分で作ればいいのに…ね。
   ついでに私のも…と無理を言って作ってもらった。
   
   気軽にひょいひょいと何でも成形できるように
   早くなりたいものだ。


   

06/1/9 「初心に戻る決意」
  今年初めての教室へ…
   私は一体何年教室に通っているのだろう?
   昨年はHPで新しい世界が広がって、陶芸へ集中できずにいた。
   それは誰でもなく自分のせい…陶芸より面白い世界に目を移していたから…。
   でも反面…陶芸からどんどん離れていく自分にあせりを感じていた。 

   本当は教室のみなのようにどんどん上達したい!
   今日教室に行って私なりのを決意をした。

   「初心に戻って基礎から始めよう!」
   「周りに惑わされず、自分のペースで頑張ろう!」
 
   久々に邪念なくろくろに向かうと、土が今までより言うことを聞いてくれる気がした。
   この日誌もずっとご無沙汰だったけれど、またこの日誌を開く機会が多くなりますように!